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うーん、どうなんでしょうか、私の場合。
今日は、「%を書かなくともいい。以前の書式とおりに記入してもらわないと見づらい。勝手にアレンジしないでほしい。」といわれました。
そのとおりですよね。自分のクセでそのまま%を書き込んでいました。でも、必要以上の叱責の気がします。
「ここでは%を記入しなくともよいので、数値だけを記入してください。」
こう説明されると、それですむのですが・・・。
いま、楓はこんな状態
■その人がいてもいなくとも、やっていることを責められるのではと、心臓がドキドキしたり、手が震えたりします。
■常に緊張をして、身体が熱くなり、汗をかくためメガネがくもりやすく、数値などが見えにくくなっています。
■簡単な事務処理が頭が働かなくなり、仕事のミスばかりが続きます。
もう、限界なんですけどね〜。
異動の初日には、こういう業務があるから、こうこうこうしてほしい。とのことでした。もうはじめから業務フローは見て覚えて、プロならなんでもわかるでしょうというお話の仕方。
初日から言葉や態度に、「含み」があって、自分が非常に警戒されているような気がしました。初日は笑顔をみれたものの、最終業務では叱責のような説明の仕方。
私はまだ何も頭にはいらないうちに、説明の仕方から叱責されているような気がして萎縮してしまいました。
「ここは絶対に今日中に覚えてほしいから、これだけは厳しく言いますよ、でもあとはゆっくり覚えていいですから。」という一言があれば、気持ちも違います。
毎日否定ばかりされて、本当に心労です。私、能力を見込まれて、異動になったんですけどね。
これまで、自分の能力や仕事に自信を持っていました。新しい部署なので、一から学ぼうと思い、やり方なども相違するので、じっくり向き合おうと思っていたのですが。
はやく、はやくの連続で、しっかり覚えられないまま毎日を過ごしているので、とっても自信がない。常に早くがくるので、チェックをしてもチェックになっていない私。
時間をみて行動は当たり前。でも慣れない作業では、とっても機転が働きません。ユーモアで切り替えそうと思っても、無視されちゃう。
本当に困った楓です。
大震災のあと、野菜ジュースとビスケット、そしてレトルト食品に缶詰一缶という、1日二食でがんばっている福島原発の作業員の方々の劣悪さに心が揺れます。高いレベルの放射線量にさらされて・・・。
そんな劣悪な環境に命を投げ打っている職業意識が高い作業員の方々。そんな皆さんに比べ、楓のなんとカッコの悪い意識・・・。
記事 心が壊れる 心が折れる
仕事って、定義はないですよね。時にはすべて投げ打って仕事に専念するときがある。私もそうだった。残業、残業で命を削られた人たちのニュースも多くあった時期もありましたね。
それなのに、どうしてこんな弱虫さんになっていったのかな。何か神様が見ていて、楓が乗り越えなければならないものに導いている気もします。
それで、帰宅の途中に目に止まったのが「手相」の看板、10分で1000円。
よし、ちょっと見てもらおうっと。
「だいぶ消耗していますね。」
「そうなんです!」といろいろ話をはじめました。
「希望線がでているの。だから絶対大丈夫。自信を持つこと。あきらめないこと。積極的になること。それだけ」
そういって手相の方は、いまの楓のことを「消極的」だと最後に言いました。
思春期の頃から昨年の春くらい前までは。「消極的」という言葉は、楓をよく知っている人たちの楓辞典には、きっとその言葉はないでしょう。
ずっと「積極的」、「好奇心旺盛」、「勝ち組」と言われ続けていました。
こんなに弱気で消極的で、引っ込み思案にこの1年。それがいま、仕事に対して影響してきたのです。
もじもじしちゃう楓になっちゃった。もじもじって「遠慮や恥ずかしさなどのために、はっきりした態度がとれないさま、落ち着かないさま」と辞典にありました。
勝ち方を忘れてしまったような・・・。どんなことが勝利だったかしら・・・。
報酬、ポジション、満足感。いえいえ、気力と体力だったのです。もうすぐ大台。あの当時はまだ体力があったからこそ、気力も満ちて、「負けない」と思えていた。
心理学の単位もとってお勉強していたのに、楓はあの「ユングの中年の危機」(ミッドライフ・クライシス)にさらされているわけです。
ユングは「夜の海の航海」を「それは必要性や因習からの決別を意味している。のがれようのない神の掟、何かに呼びかけられるのだ」と。
「人生の正午」を境に、肉体的危機から精神的危機のダメージを感じ始めたわけです。斜陽の午後に入り、自分自身をマネジメントし、自分自身のマーチャンダイジングを考えなければならなくなった。
私の理念、私自身のコンセプト、その戦略のターゲット・・・。私って何?
ところが昨日、いの一番に実績を達成できたのです。そして今月はあと一日。目標を乗越えられたあとは自信が沸きます。
そして次に、それを永遠に継続していくこと。このことに恐れていたのでは、また「夜の海の航海」に戻ってしまう。
自信を持つこと。あきらめないこと。積極的になること。これしかない!