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2014.11.05 Wednesday
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誰の作品かと思っていましたら、なんとディーノ・バルスらしいんです。はじめはシェイクスピアの「尺には尺を」(Measure for Measure)のマリアナかと思ったのです。
ラファエル前派ジョン・エヴァレット・ミレーのマリアナに描かれたステンドグラスが印象にあって。
ジョン・エヴァレット・ミレー マリアナ 1851
テート・ギャラリー
似てますよね。
でもディーノ・バルスは、たいへんなリアリズム絵画で有名で、とってもシュールな作品が最近では多く見られます。1980年代の作品には、物語画、宗教画、神話画?があります。この時代のディーノ・バルスは「聖アントニウス」も描いています。珍しい作品ではゴヤ、ベラスケスのパロディ、オマージュ作品。
ディーノ・バルス タイトル不明 闇の儀式 1980〜90年の間
女性が手にしているのは竪琴でしょうか?つくっているのか、壊れているのかわかりませんが、後ろには3人の男性が剣を手にしています。金髪の女性と黒い髪の女性。
別な物語が浮かんできますが、金髪の女性の頭、もしかして樹木でしょうか?それとも後ろに描かれている?このタイトルを知りたいです。→「闇の儀式」だそうです。
追記 複数の作家によって書かれたクトゥルフ神話(Cthulhu Mythos)にでてくる豊穣の女神シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)の崇拝。
女性に変身することができる樹木状の物の怪とありました。ですから金髪の女性の頭に樹木が描かれていたんですね。