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この作品のタイトルにある「黄色人種の王女」は皆様も知ってのとおり、カミーユ・サン=サーンスが作曲したルイ・ガレのオペラと同じです。
オペラの方は、浮世絵に夢中になる芸術家に恋する少女の「浮世絵」への嫉妬の物語で、ジャポニズム。
ロジェ・ブゾンブはアフリカのドラムと黄色人の王女を組み合わせて異国情緒を印象つけています。ロジェ・ブゾンブは、モロッコに旅をして、アフリカのエキゾチシズムな作品を多数制作しています。
モロッコ先住民のベルベルの伝統様式や生活様式を描いた作品は、アフリカの密林や熱帯魚、民族衣装を魅惑的に描いたり、抽象的に描いたり、マティスのフォーヴィスム(野獣派)、モーリス・ドニのナビ派のように色彩賛美の作品が多く、絵本や文学の挿画にも見えます。
タペストリーにも多く使用されているロジェ・ブゾンブの画は、彼の作品にあるユネスコやバリー(Bally)などの現代的なポスターとは一味違いますね。
ロジェ・ブゾンブに関しては、こちら。
作品リンク記事 XAI 「ロジェ・ブゾンブ ハーレム」から
林檎の花の木の下の踊り子 1918
ジャン・ガブリエル・ドマーグ Galerie AUZERAL
ジャン・ガブリエル・ドマーグの「花の女性」以前の「林檎の花の木の下の踊り子」です。パリ9区にあるギャラリーに展示されています。ジャン・ガブリエル・ドマーグの水彩にはアール・デコ風な作品も多いです。
このポスターの販売は「xiamenoilpainting」です。ところが、ここにもタイトルも制作年数も不明でした。「Le canapé bleu ou la douce illusion」(青いソファーでみる幻想)というタイトルのものにそっくりですが、ドレスと髪型が違います。
モーリス・ドニの「4月」です。なんとも伸びやかな妖精たちが、花篭を頭の上に乗せて4月の到来を告げているのでしょうか。
これから冬の到来の私たちには、ちょぴり早い季節ですが、このごろの私は春気分。
これまでの仕事に関してのコミュニケーションに、いろんな方々が協力してくれて、モラル・ハラスメントと真っ向から受けて立つ気力が湧いています。
この作品はクローラー・ミュラー美術館の所蔵作品とは違い、トンドスタイルです。実はこれがモーリス・ドニなのか、私はわからなかったのですが、あるサイトでモーリス・ドニとしてアップしているのを知りました。
Susanna's Sketchbook
私がフランスの古い雑誌を見て気になっていた作品。でもモーリス・ドニなんて書いていないんです。もちろんタイトルも。
ただ「春」(Printemps)の特集でした。どこの所蔵でタイトルも知りたい作品です。
モーリス・ドニの作品はこちら
モーリス・ドニ 塔の花嫁 ペレアスとメリザンドからマレーヌ姫